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祭祀、祭神、作法など、神社に関わる基本情報などを紹介します。
神棚の方角
神棚を祀る方角は、神棚から見て南向きか、東向き或しは東南向きが最も良いとされています。
これは一日が始まるすがすがしい朝日や、さんさんと降り注ぐ日中の太陽など、万物を成育させる「陽の光」が充分にあたるようにするためです。
適当な場所がない場合は、方角にこだわらず、その部屋の静かな高い所におまつりすることが大切です。
 

 

鳥居のくぐり方
鳥居の下をくぐる時には、参道中央は神様がとる道であるという観念から、鳥居の中央を避けていずれかの柱に寄っていったん立ち止まった上で、一礼します。鳥居や神門などは、その一つ一つが結界(けっかい)といって神の領域への境を示すものですから、私たちの日常生活でも他人の家に入るときにお辞儀などの会釈をするのと同様に考えます。即ち、鳥居などを通る際には、入らせて頂くという謙譲の気持ちを表して会釈してから通ります。
 

 

参道の歩き方
参道中央は神様が通る道であるという観念から、中央を避けて歩きます。
 

 

 

 
手水(ちょうず)について
(井戸水を使用していた時代には、井戸館と呼ばれていたこともある)
一般的に神社の鳥居をくぐると、程なく手水舎があります。ここで体を清めます。
手水舎では、手や口を清めます。
@ 柄杓(ひしゃく)で水をすくい、まず左手を洗います。 次に、
A 柄杓を持ち替えて右手を洗います。 そして、
B もう一度柄杓を右手に持ち、左の掌(てのひら)に柄杓の水を受けて、その水   
  で口をすすぎます。すすぎ終わったら使った左手も洗います。 最後に、
C 柄杓に水を入れて縦にしながらその水で柄杓の柄を洗います
以上が、手水の作法ですが、中には柄杓に直接口を付けて水を口に含ませたり、柄杓の柄を洗わない人がいますがマナー違反です。十分気をつけてください。
 

 

拝礼の際の神前の立ち方
なるべく神前の中央には立たないようにし、小さく一礼します。

 

 

 

 

拝礼の際のお賽銭の納め方
お賽銭は、元来神前に供える米や野菜等の神饌品、「供え物」の形を変えたものです。従ってお供え物を納めるという気持ちを金銭に替えて賽銭箱に入れることとなりますので、投げ入れるのではなく、そっと納めるようにします。半紙や奉書紙に包んで納める方法もよいでしょう。
 

 

 

鈴の鳴らし方
鈴の鳴らし方のは、晴々しい音を奉納して邪気を払い、神を呼ぶという意図によります。鈴を鳴らすタイミングですが、二拝二拍手一拝をする前に鳴らす前と、願をかけた後に鳴らす場合があり、明確な規則はないようですが、お賽銭を納めた次に鈴を鳴らすことが多いように見受けられます。
 

 

拝礼時の二拝二拍手一拝について
二礼二拍手一礼ともいいます。
@(二拝)祭神に向い、二回深くお辞儀をします。 つぎに、
A(二拍手)胸の前に手を持っていき、手を二回打ちます。 最後に、
B(一拝)一回頭を下げます。
※ 出雲大社では、二拝四拍手一拝で行ないます。
 

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願のかけ方
神前で願をかける時には、はじめての時には必ず自分の名前と住んでいる住所を申し述べてから、参拝できることを感謝しつつ願い事を伝えます。二度目以降は、簡略化して表現しても差し支えないとされています。

 

 

玉串拝礼について
玉串を奉奠する際の作法について説明致します。玉串を奉奠は、場所に応じて立位で行なったり、坐礼で行なったりしますので立礼、坐礼の順に紹介致します。
 
◆立礼の場合
@(二拝)祭神に向い、二回深くお辞儀をします。つぎに、
A(二拍手)胸の前に手を持っていき、手を二回打ちます。最後に、
B(一拝)一回頭を下げます。
 
◆坐礼の場合
体調不良などを除いて、基本的に正座をしなければなりません。お祓いを受ける時や神職が祝詞を奏上している時は平伏(へいふく:座ったまま前に手をついて頭を下げる作法)します。
@(二拝)祭神に向い、二回深くお辞儀をします。
  つぎに、
A(二拍手)胸の前に手を持っていき、手を二回打ちます。 最後に、
B(一拝)一回頭を下げます。
 

 

参考文献など
◆ 神社のいろは「神社検定公式テキスト」監修・神社本庁
◆ 日本の神様がよくわかる  PHP文庫
◆ ニッポン神社紀行(講談社)
 

 

 

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